使いやすさをかたちに
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デジタル写真プリントシステムの事例

プロジェクト概要

デジタル写真プリントシステムの展示会出展用プロトタイプのデザインおよび筐体製作の委託を受けた。本機はコンビニなどに設置されているタイプで、客が操作してレジカウンターで写真を受けとるものである。特徴は手前のテーブル部分に四角いメディア認識エリアがあり、ここに記録メディアを置くとその種類を判別してくれる。

内部パーツの確認とレイアウト検討

まずは、液晶ディスプレイ、メディアリーダー、レシートプリンター、基板、電源などの部品寸法や取付方法を確認し、使いやすさを考えてレイアウトの検討をする。

レイアウトの検討とデザイン展開

使いやすさやコストを考えて、ディスプレイ一体型とセパレートタイプを提案。実際のボリュームや使い勝手を確認するためのラフモデルと、それぞれのタイプで考えられるデザインを展開。

3D レンダリング

最終デザインは以下の観点から決定した。

  • 簡単操作が伝わる親しみやすい表情
  • 小さく、薄く見える
  • 展示会場で目立つ

また、前カバーは下部を持ち上げると最上部を視点に回転して開くことができ、内部に前面から簡単にアクセスできるようにした。本プロダクトはプロトタイプで内部構造及び部品の取付け方法、排熱構造なども含めて当社で設計している。シャーシは板金で作るため、別途2Dで図面を起こし手配した。

左:最終レンダリング / 右:前カバー開閉のシュミレーション

プロトタイプの展示

左:プロトタイプ組み立て風景 / 右:CEATEC JAPAN '06 での展示風景


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